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ディープインパクトという馬


人の人生…寿命を80年と仮定。20歳から60歳まで働くとすると、人生の約2分の1は働いていなければならない。ホント働きっぱなしだ。

しかし、それだけ頑張っても生涯で稼げるお金は約3億弱(平均で)それもそこから税金で差し引かれたり、年金で引かれたり…手元には何も残らない。

そんな3億ものお金、いや実際には10億という大金をわずか2年で稼いでしまったのが、この「ディープインパクト」である。
まあ、冷静に考えれば新馬戦から始まって、2005年有馬記念で負けるまで(負けたといっても2着だが…)ずっと勝ちっぱなし。しかも古馬になってからは、国内で負け知らず。失格処分になった凱旋門賞だって3着に入線していた訳だから、実質、着外が1度も無く引退する事になる。過去に「シンザン」という、19戦15勝2着4回という完全なる「着外なし」という強烈な馬が存在したが、この馬は自分が生まれる前の話であって、自分の目で「強い」と思える馬ではなかった。そんな「強い馬」が自分が生きている間に見れたのは本当に幸せな事だ。

過去にクラシック3冠を達成した馬を自分は何度も目にしている「ミスターシービー」に「シンボリルドルフ」に「ナリタブライアン」…確かにどの馬も強かった。しかし、無敗でクラシック3冠を達成したのは上記に上げた馬の中では「シンボリルドルフ」しか存在しない。
自分がこの馬を最強と上げていた理由は「どのレースでも負けない」という印象があったからだろう。こんな馬、2度と出てこないだろうなあ…なんて思っていたのは「シンボリルドルフ」が引退した20年近く前の話である。

しかし、歴史は塗り替えられる事になる。この「ディープインパクト」という1頭によって。

これから2~3年は何も言わずとも競馬ファンの間で語られる事になるだろう。しかし、本当に伝説になるのは、これからまた5年くらい先の話になるのでは無いだろうか。そう、いわゆる2世が本格的にレースに出るようになってから。もし、その時に自分に子供がいたら、「昔ディープインパクトという、すごく強い馬がいてね…」なんて話をするのだろう。そう「父ディープインパクト」という馬を目の前で見て。
自分が生きている間に「見ていて良かった」と思えるイベントは今まででもたくさんある。そんな中にこのディープインパクトも含まれるのだろう。…いずれは。

この馬に関する余談を少し話そうと思う。
この馬がデビューする前、調教師が武豊騎手にこの馬を見せた時、最初の印象は少し頼りない印象にとれたようだ。まあ、仕方ない事だ。430~440キロという馬体重は平均的な馬体重と比べてもかなり軽い。きゃしゃなイメージは否定できないだろう。
そして、その馬を見て武豊曰く「この馬は力を溜めて、最後に一気に追い込みをかけるタイプに育てたらどうでしょう。」と提案したのだという。要はこの時既に武豊というジョッキーはこの馬の性質を見抜いていた訳だ。そしてそれ以降、騎手と調教師が一体となってこの馬を追い込み馬として育てていったという事である。この時、この選択をしなかったら、この馬の人生はガラリと変わってしまっていたかもしれないのである。瞬時にこの才能を見抜いた武豊。彼が天才と言われるのは、こういう馬の性質を見抜けるところにあるのだろう。
もちろん、実際にその通りに馬を操るのも楽な事ではないが…。

もし皆さん、この馬の新馬戦のVTRを見る機会があるなら、そのレースっぷりを見てみて下さい。その時にこの馬のスタイルはもう確立してますから。
(まあ、ここまでの馬なので近いうちに『ディープインパクトDVD』なんてものが出るんじゃないんでしょうか…笑)

強い馬が強いレースをして勝つ…。だからこそ人気も出たんでしょうね。
JRAにしてみれば、去年と今年はディープインパクトに「おんぶに抱っこ」状態だったんじゃ無いでしょうか。来年以降、そのツケが入場者数や売り上げに影響しなければいいんですが。逆に言えば、それだけ話題をさらっていったんですね。この馬は。

来年から種付け場としてデビューするのだが、シンジケートは51億円とも言われているこの馬。僅か2年でサラリーマン生涯賃金4人分以上稼いだかと思えば、今後は雌馬といい思いをしてさらに膨大なお金を…おっと、品の無い言葉になってしまった。(汗)

とにもかくにも、さまざまな視野から話題性をさらってしまうこの馬。引退そのものが早過ぎるという意見もあるが、全盛期に引退するというのもある種伝説になりそうな気がする…。
まさに、武豊が命名した「英雄」そのものを地で行く馬。それこそがディープインパクトである。
この「英雄」の血を引き継ぐ馬は2010年にデビューとなる。その時に競馬界はどうなっているのだろう。今の収益減少に歯止めがかからないのか、もしくは日本から凱旋門賞を取る馬が現れるのか…今の段階では全く予想がつかない。

ただ今はこれだけを言いたい。ディープインパクト、お疲れさま。…そして、ありがとう。
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million cotton

Author:million cotton
静岡生まれの静岡育ち。で、今は横浜市民w

デジタル音楽とラーメンをこよなく愛する、典型的B型人間

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